彼氏は変わり者なんです




「君から別れを告げてくれたら真咲は別れてくれる」

「嫌です」

「真咲1人日本に残す訳にもいかない」

「それは分かります」




日本に真咲1人残すことなんて出来ない

それはよく分かる



だけど真咲と別れるなんて絶対嫌だ




「…………大切な一人娘なんだ」

「………………」




そう言われてしまうと反論なんて出来ない





また真咲と離れるのか?


「君も娘を持つと分かるよ」

「わかりました」






俺は拳を強く握り




「真咲と話をしてもいいですか?」

「あぁ、勿論」





お父さんに背を向けて病室に戻った