飛行機が着陸する頃に真咲は起き千野と飛行機を降りた



「侑李」

「あ?」




後ろから声をかけられ振り返ると燐がいた




「真咲のこと好きなんだろ」

「俺はもう諦め…………」

「だったら何でキスしたんだよ」





飛行機でのキスを見られたのか



「本気で真咲奪うから」



「なぁ…………真咲泣かしたら殺す」




俺は真咲を幸せに出来ないから
頼んだ………燐…………





「侑李!!帰りにどっか寄って行こうぜ」




コタに声をかけられ燐から離れた




俺の後ろ姿に燐は




「真咲が好きならお前だって泣かせるなよ」




拳を握っていた