「侑李は生倉とシたことあんの?」
「朝から何だよ」
「どうかなって………生倉意外と人気あるし」
真咲が人気………
嬉しいようなムカつくような複雑だな
「答える義務はねぇ」
「否定しないってことはヤったんだ!?」
駄目だ………
こいつとは会話出来ねぇ
「コタ、しつこい」
「いいなぁ、あんな可愛い彼女………今度俺に誰か紹介してくれ」
可愛い彼女…………か
もう終わったこと
「気が向いたらな」
「やった!!じゃあ朝飯行こうっ」
もう……………俺の真咲じゃない
そして人気がある
いつ誰に取られてもおかしくないし
邪魔出来る立場でもねぇのか……………
自然とため息が出てしまう



