「浅古くっ…………」

「真咲可愛いでしょ?私プロデュースなの」

「流石侑李ぃ~。私のこともプロデュースしてよ」

「あ!!私も」



凄いなぁ

浅古くんは皆に囲まれ人気者

ほんと私と天と地の差




「真咲。今日ショッピングしよ」

「は?」

「ね?」




皆から見れば語尾にハートマークでもつきそうな甘い声だが


私には拒否権なんてなくて脅しにしか聞こえない





「いいなぁ私も行っていい?」

「駄目。真咲と2人で行きたいの」

「侑李のケチ」



私は2人で行きたくありません