「何笑ってんだ?」

「俺笑ってたか?」

「無意識?」





燐に言われて気づく



俺、真咲のこと考えて笑ってんだ…………





「別に何でもねぇよ」

「おい!侑李?」

「俺、部屋戻る」





引き止める燐を振り払いホテルの部屋に戻った



楽しいハズの修学旅行


俺にとっては辛い思い出になりそうだ



始まったばかりの修学旅行

終わるまであと3日





俺は耐えられるのだろうか