車を見送り侑李くんの家のインターホンを押す
ためらいなんて無い
「帰れ」
少ししてインターホンからした声に泣きそうになってしまった
冷たくて侑李くんとは思えない声の低さ
本気で怒っているのが分かる
だけど話を聞いて貰わないと分かって貰えない
だから
「話を聞いて下さい」
「帰れ」
「侑李くんが出て来てくれるまで私はここにいますから」
玄関に座り込み侑李くんが出て来るのをひたすら待つことにした
どんなに待たされても
待ち続ける
だって
信じて欲しいから
私を知って欲しいから
もっと好きになって欲しいから
いつまでも待つよ



