「真咲、お友達来てるわよ」



朝っぱらから誰よ

千野なら勝手に家に上がるだろうし



不思議に思いながら母の声がした玄関に向かった





そこにいたのは



「真咲一緒に学校行こう」




朝から輝かしい笑顔を放つ浅古くん




てゆうか呼び捨てですか






「真咲にこんな可愛いお友達がいたなんてね」

「可愛いだなんて、真咲のお母さんも凄く綺麗ですね」

「あら、やだぁ~」





何だこの茶番は




「浅古さん」

「あ、真咲部屋上がらせて?」

「は?」

「お邪魔しまーす」





浅古くんは私の許可なくずかずか家に上がり込んだ