侑李side



朝から真咲を見てない


休みか?


帰りに真咲の家にでも寄ってみよう




あまり気にせず次が体育だから着替える為に保健室に向かった



男とバレてからも癖で保健室で着替えている



だから何も気にせず保健室の扉を開いた



中には雨竜と麻美



それと珍しく閉められているベッドのカーテン



「何?サボリ?」

「違う」

「ふ~ん」



まぁ、特に興味ねぇけど



「侑李………あの」

「先生!!手当てありがとうございましたぁ!!」




麻美の声を遮り雨竜が保健室を飛び出した



「あいつ怪我でもしたのか?」

「え?…………あ………擦りむいたみたいよ」

「そうか」