私の問いに顔を赤くする先輩
なんだ
先輩は侑李くんが好きで傍にいる私に八つ当たりしているのか
それは仕方ない
「なんて……………」
言うかボケ
「先輩だからって遠慮しません。ハッキリと言います」
一呼吸おいて
「馬鹿ですか?」
静かに響かせた
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
だってそうでしょう?
気持ちは
想いは本人に伝えないと意味がないのだから
周りの人に何をしようが侑李くんの気持ちを自分に向けるなんてことは出来ない
だったらこんなこと無意味でしかないじゃない
小学生でも分かることだ
「調子乗んなよ!!」
バシッと音が響き頬に痛みが走る
そこで自分が平手打ちをされたことに気がついた



