「うん、やっぱり美味しい!」 よき妹という立場相応の笑顔を作る。 「よかった〜」 そう言うと、満足そうに彼女もケーキを口に入れた。 「たまにはあんたもうちに遊びに来たら? 電車で30分の距離なんだから」 「んー…気が向いたらね」 彼女は苦笑した。