「じゃあ、戸締まりには気を付けてね。 ご飯もありがと、美味しかった。 7時くらいまでには多分帰れるから」 「いってらっしゃーい」 重いドアを押し、朝のけだるい日差しを浴びると、否応無しにまた退屈な一日が始まったんだと思い知らされる。 でも…笑顔で見送ってくれる人がいるだけちょっとはマシになったかな?