「はぁ〜」 彼女が大きなため息をついた。 「やっぱりあたしね、付き合ってない男女が一緒に暮らすのってよくないと思うの。 千絵には千絵の人生があるし、秋本くんだってそう。 それなのにずっとこの生活を続けてたら何も変わらないでしょ? 年下の男の子と同居してるなんて言ったら、いつまでたっても結婚できないわよ?」 でた。 彼女の得意な一般論。 仕事柄なのだろうか、この人は善悪でしか判断できないんだ。