《プーッ》 「やばっ」 後ろの車のクラクションで信号が青に変わったことに気がつく。 「車の中でキスしてなんて、千絵さん大胆~」 助手席に座りなおしながら勝也くんが嬉しそうにそう言った。 「なんか最近してなかったし、ドキドキしたくなったの」 「ふーん…ドキドキしてくれた?」 「まあね」 珍しく正直なあたしに驚いたのか、勝也くんの顔は真っ赤になっていた。