「そういえば…社長さんとはちゃんと話してこれたの?」 勢い良くうどんをすすりながら勝也くんが尋ねた。 「うん。 社長が思ったよりわかってくれてよかった。 前よりもいい関係になれそうな気がするよ」 「ふーん…よかったね。 社長さんもいい人なんじゃん」 「うん。 勝也くんのこと話したら、お見舞いにってお土産までもらっちゃった。 それ食べおわったら、食べる?」 「うん、もらう〜」 さっき受け取った箱を開けると、美味しそうなプリンが2つ入っていた。