TABOO† 書架にひそむ罠


音のない世界で。


私は今日も本をいっぱい積んだカートを押して、書架の間を歩く。





誰か、私のために罪を犯してくれる人が現れるまで。



その日まで、私はこの図書館の――囚われ人。



そう、永遠に――



【完】