拝啓、今ソチラに向かいます

言い切ったりょうにユイリは笑った

「かわいくない…」

ふと、不機嫌そうな声が聞こえたかと思うとりょうの首に回された腕

「ゆたか…」

豊はグリグリとりょうの肩に額を擦り付ける

「んーんー」

「くすぐったいくすぐったい」

「………」

唖然とするユイリ

微笑むりょうと甘える豊

豊は顔を上げ不機嫌な顔を隠してない

「いつから起きてたの?」

「可愛いとか言ってた時から」

かわいいって言うな
ボソッと呟く

「なんか、もうふっきれた」

りょうが不思議そうに振り替えると
なんでもないと豊は彼女の隣に座った

「ゆたか……」

りょうはそっと呟く

「ん?」

ニコッと笑う顔