「オハヨー☆

夏希チャン今日もカワイイねぇ♪

今日はハーフアップですか?
もしかしてそれでオレたちを誘惑してる?
オレ、もう誘惑されちゃったぁ!」



……………………

何だかこの人といると疲れるのは気のせいだろうか……?


「兄貴………うるさい
もう20歳だろ?
いい大人のくせして………

もう少し黙るコト覚えたら?

夏希だって迷惑してるぞ」


「17歳のオマエらが静かなだけッつーの

ねぇ夏希チャン?」


「………………」


無言の肯定……


「えぇ!?

オレ、夏希チャンにまで冷たくされたら終わっちゃうジャン?」



「んなもん知るか! 終わっとけ!!」
「そんなコト知りません! 終わっておいてください!!」


ハァ?

どうして私が光希となんかとハモらないといけないわけ!?


「ちょっと!!
どうしてアンタなんかとハモるわけ!?


てか……アンタたち兄弟そろってうるさいのよ!!

私は今日も1人で登校させてもらうからね!!」