「何してんだよ」


今日光希と2人きりとか無理!


え、今更?笑笑


私はケータイから電話をかける



「!
もしもし!豊くん?
今日ね訳あって光希の家に泊まるんだけど…
え?ホントに帰ってきてくれるの?
よかった
何かね光希と話してたら恥ずかしい事になっちゃったから気まずいの
豊くん待ってるね!」


「おい…
オマエ、今のだと兄貴絶対勘違いしたわ」


私には光希の言っている意味が分からない


「?
何のことよ
私は気まずいのがイヤで豊くんに帰ってこれるか聞いただけよ?」


「………はぁ…
怒られるのオレなんだかんな」


「ならよかった
私は怒られないんでしょ?」


光希は盛大にため息をついた