「ホントはね?
教室でのこと怖かったの……
……私は友達になりたいだけなのに…………
どうして刃物なんか向けられないといけないの!?
もう…イヤだよ………」
お姉さんは光希には素をみせてるの?
ま、付き合ってたら当たり前かー
「夏希…」
「光希が友達になってくれたのはとても嬉しいの
だけどさ……
女友達が欲しい
これって……私のワガママかなぁ?」
お姉さんは寂しかっただけなんだよね?
だけどあんな風に自分の身を守るためとはいえ誰かを傷つけたくなかったんだよね?
何て優しいこなんだろう
てか今………
友達になってくれて嬉しいって言わなかった?
「ワガママなんかじゃねぇよ」
それは光希に同意

