今日のメニューはオムライスだった。 俺と美都の好きなもの。 わざわざそんなものを選んだのか。 オムライスじゃなかったら安心できた。 でも、オムライスは…。 “最後”って言われてる感じがする。 あと1口で終わってしまう。 嫌だ。 もっとゆっくり食べたら良かった。 明日からも家族が繋がっている保証はどこにもない。 普通にそんなことを考えてしまう俺がいる。 「ごちそうさま!」 隣の美都はきれいに全部食べてしまっている。