「美羽!動くな!」 もう少しで破片を踏みそうだった美羽の動きを止めた。 でも…この体勢。 俺、美羽を抱きしめてる!? 「あ…ごめん!」 慌てて美羽から離れて破片を見つめた。 1枚で良かった…。 美羽も怪我しなかったし。 「美羽…片付け…」 え? 美羽泣いてる? 床には美羽の涙がポタポタと落ちている。 「ごめ…なさい…」 ちゃんと話せてないし。 ってか、どうしたんだ? 昔なら今と同じ状況でも“落としてしまいました”って笑ってただろ?