これはホントだ。 むしろ椎奈のことすげぇと思った。 「ふぅん…ならいい。」 高良はまたボスに目を戻す。 「…なんかあったのか??」 「まぁな…俺からは言えねぇ。 それは、椎奈から直接聞け。 それに、ちょうど飯も出来たらしいからな。」 食卓を見ると、デミグラスソースのかかっているとても美味しそうなハンバーグが3皿分あった。 「陸と高良くん、ご飯出来ました。 食べてください。」 「…サンキュ。」 俺はそういうと、椎奈の作ってくれた飯に手をつけた。