不思議なアノコ.・*

――――――
――――

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン…

「鐘鳴っちまった…椎奈戻ろう??」


「待って…ッ!」

不意に、椎奈が俺の服の裾を掴んだ。

「椎奈…??」


「り…陸とまだ一緒にいたい//」


「え…??」


「…ダメ??」


自然と上目遣いになる椎奈。
…何この可愛いい生き物は。

「…ダメじゃねぇ。
俺もまだ椎奈と一緒にいたい…//」


俺達は5時限目をサボり、ずっと屋上にいることにした。









「なぁ、椎奈??」


「何??」


「俺達…付き合うんだよな??」

「う…んッ//」


なら…良いよな…??


「…キスしないか??」