************* そそくさと帰ってきた俺は真っ先に自分の部屋に向かった。 (平常心、平常心…) 「…椎奈ッ」 「…どッ…どうしましたか??」 …あれ。 戸開けてくんね-の?? 「なぁ-…ベランダの戸 開けねぇの??」 「えと…// 今…着替え中です…//」 ひょこっと顔だけ出してすぐに引っ込んだ椎奈。 「なッ…// わり…ッ//」