あゆみと二人で外に出て 富士山に向かって奇声を発していると ぞくぞくとみんなが起きてきた。 『ほんっまにうるさいねんけど!夏休みの朝10時とか早朝やん!』 「無駄だよ久美子。目がキラキラしてるもん。」 今日は東京に帰る日だ。 「心残りのないように!早く起きといた方がいいら?朝の富士山ばかヤバいよ?」 真悟を初めて運転席に座らせて、俺のよくいく川に向かった。