結局、あなたしか。

「ごめん、いきなりで困るよな」

全くその通りです

「返事はまた今度聞かせて」 

そう言うと萩田は走っていった。

また今度って言われても…。

もやもやした気分で学校を出た。

別に彼が嫌いなわけじゃなく、
むしろあの人なつこいキャラは
とても羨ましくて好きだ。

確か高校に入って
初めて仲良くなった男子も萩田だった。

でも、付き合うとなると………

と悩みながら歩いていると
誰かに肩をぶつけてしまった。

今日はよくぶつかる日だなと
顔をあげると

「あ、ご飯粒の人。」



廣瀬くんは一緒にカラオケに
行った人の顔も覚えていないらしい。