その姿を チラチラと カインは見ていた。


「ウルイ 待てっ!」


ウルイが少女に寝間着のボタンを1つ1つ止めていた時だった。


急にカインが 呼び止めた。


カインが 少女に近づいて来て 少女の首筋を見る。


「これは…… 」


カインが悩んでる姿を ウルイは見つめていた。

「もういい、終わったら下がれ」


と ウルイに冷たく言った。さっきの事はまだ 怒ってる訳では無い。
この娘を 見た時から 引っ掛かってるんだ。