カタチないもの。





「それは好きだよな?」
拓哉さんが歩先輩に言った



「うん…未咲?」


「…はい」

一瞬静まりかえる
学校の手前の坂道

三人で立ち止まった



「山崎くんは、未咲の事好きなんだよ」




ドキンッ



「…/////////」


うそ…

違うよ…
だってあんなに

「怒ってたのは、ヤキモチ。止めたのも、ヤキモチ。未咲を健くんに取られたくなかったんだよ」



え……………

ヤキモチ………


優太くんが

私の事好きだから?




「まぁ山崎もあの性格だからな、好きなら好きだから行くなって素直に言えばいいのに。きっと今でも、あいつもモヤモヤしてんじゃね?」


拓哉先輩がニヤニヤしながらそう言った