カタチないもの。




「あ、未咲おかえり~」



「あ、うん…」



「優太くんからの話なんだったの?」


加奈子ちゃんが
また前の席に来て、次の授業の準備をしている私に聞いてきた



「部活のことだよ♪」



「そっか…よかった~!」


「え?……」




加奈子ちゃんはまた顔を赤くして
私に耳を貸すようにと
小さく手招きしてきた



「私ね実は…入学式の時から、優太のこと好きなんだよね////」



ズキンッ

「そうなの!?」


思わず大声を出してしまった



「シーッ!!!」

すぐに加奈子ちゃんに怒られて


加奈子ちゃんはすこし照れながら

「だから、未咲を呼んだのが、告白だったらどうしようと思って~…」