「うぅ‥っく、ひっく」 ユウカの泣き声が トイレに響く。 わたしは はっ、と我に帰って 「ユウカ‥ そんな男、忘れてさ、 新しい恋探そうよ! ユウカなら見つかるよ」 って言った。 ユウカは 何も言わず ただ泣いていた。