いつもの朝で ミツキはペラペラしゃべる。 俺はうんうん、と 相づちをうつ。 あ、ユウカだ。 「あ!ユウカ~!」 俺が気づいたのと同時に ミツキが叫んだ。 ユウカが振り返って 「おはよう」と 言ったけど なんか元気がない。 「ユウカどうした? 元気なくない?」 とミツキは俺と 同じことを 思っていた。 「うん‥ ちょっとね」 ユウカは無理した笑いを する。