「ピーっ終了!
集まれ~」

顧問の周りに集まって
話を聞いたあと

待ちに待った
帰り!


「お疲れ~」


みんなざわざわと
帰っていく。



俺も着替えて

外に出ると
「タ~クトっ♪」

ミツキがいる。



「早く帰ろっ」
と俺の腕をつかむ。


「あ、ミツキ。
今日は‥」


「三浦くんっミツキちゃん!」


秋山さんが現れた。



「秋山さん。
どうしたの~?」

俺はすかさず
「秋山さん
帰りひとりだから
一緒帰ろうだってさ。」

と言った。


「ふ~んそっかぁ。」

「ミツキちゃん、いい?」


秋山さんは
おねだりする目で
ミツキを見る。


「全然いいよ!
帰ろう♪」


俺たちは
3人で歩き出した。