憐哀-レンアイ-




「あんず‥」


「私を抱いたその手で他の女なんか抱いて欲しく無かった!」


「あんず?」



栗城は優しい声を発した


「そんな…
そんな優しい声で私の名前を呼ばないでよ…
抑えてきたのに、貴男が‥」



栗城はいきなり私を強く抱き締めてきた



「あんず、好きだ
愛してる」


「貴男が好きなのよ‥
ずっと前から!」



「やべぇ、すげぇ嬉しい‥」



「…」




「あんず」


栗城は少し離れ私の唇にキスをした


それは段々、深くなっていく


栗城は離す所か舌を入れ口の中を撫でる


暫く部屋に吐息が聞こえたが
やっと離れた


一本の銀色の線が伸びた


栗城はそれを指で拭った


栗城はニコリと微笑んだ