「早速だが、この4ヶ月、お前を1つの高校に入れようと思っている
これはもう決まった事だが」
「高校、でございますか?」
「あぁ
お前は17で本来なら高校に行っているはずだが
お前の希望でアメリカの大学に入れた」
「承知しておりますわ」
「高校へ行って大学とは違うものを学ばせようと思ってな
高校は大学と違って人間関係が複雑だ
将来の社会勉強のためでもある
解ったな?」
「解りましたわお父様」
お父様は満足そうに頷いた
「それから、あの2通の件だが答えは見合いはしない
俺が断りを入れた
お前にはもっと良い人が居る」
「はい」
「じゃ後の詳細の事は栗城に聞け
出てって良いぞ」
私は立ち上がり軽く頭を下げた
「失礼いたしました」
私は社長室から出た