「(あんずー!)」


「(マーク)」



マークは一目散に走って
私に抱き付き両頬にキスを落とした



「(会えて嬉しいよ!)」



マークは私から離れ私の隣に座った



「(私も)」


「(今回、何で日本に戻ったの?)」


「(ちょっとしたパーティーがあったのよ

親に絶対、出席しろって言われたから仕方無くね)」


「(そうだったのか

あ!俺も明日パーティーがあるんだった!

あんず一緒に行かない?)」


「(遠慮しとくわ
パーティーとか苦手だから)」



私は苦笑いをした



「(そうなのかー残念)」


「(マーク楽しんできてよ)」


「(うん)」



それから講師の先生が来て講義が始まった


メモを取りながら講師の話を聞いていた


私は休んでいた分を取り返すように話に集中した


1時間で講和が終わった


時刻は5時







「(あんず昼ご飯は食べた?)」



マークと私はホールを出て大学の門へ向かった