「あら、これから大変ね栗城」



お母様が言った



「おい、これから久し振りに食事に行かないか?」


「あら、良いわね
行きましょうか」



お父様は部屋から出ていった


お母様は私の元に来て優しく微笑んだ



「あんずさん?「お幸せ」にね?」



そう言ってお母様も部屋から出ていった


私は出ていったお母様に深く頭を下げた













「(あんず、おめでとう!
結婚式には呼んでね!)」


「(マーク本当にありがとう!)」



私は頭を下げた



「(あんずにお礼、言われると何か照れるし

じゃあ俺はニューヨークに帰るよ
又、学校でね!)」


「(えぇ)」



マークは手を振りながら部屋を出ていった

















「あんず」


「良介」



私達は将来が結ばれた


それは「愛」のおかげ








「「愛してる」」