「あんずを頼む」




















「はい!ありがとうございます!!」


「お父様!」


「ただし条件がある

ちゃんと結婚する事」


「解ってますわ」



「後、栗城に条件だ」


「はい」


「あんずを「幸せ」にする事!

それから執事を辞めて私の下で働く事!

次期経営者になる為に俺がしごいてやろう

覚悟しとけ」


「はい!
承知いたしました

宜しくお願いいたします」



お父様は笑んだ


お父様が微笑んだ顔は初めてみた