「駆け落ち?!有り得ないわ
絶対、逃げれるが無いわ
相手はお父様よ、クサリグループよ
無理よ」
「それでも俺はあんずと一緒に居たい」
「…貴男、そういう人だったのね‥」
「そうだよ
俺はあんずが居れば何も要らない」
「さっきと言っている事が矛盾しているわ」
「変わった」
「勝手だわ」
「あんずを愛し過ぎてしまったからだ」
「私も愛してるわよ
貴男と離れる何て無理よ‥!」
その時、家のチャイムが鳴った
取っ手をガチャガチャやっているのが聞こえる
私は急いで玄関に向かって鍵を開けた
そしたら凄い勢いで扉が開きマークが抱き付いてきた

