「素敵な彼氏さんね
安心したわ

里歩、お幸せになって下さいね
3ヶ月間、本当にありがとうね
お友達になってくれて嬉しかったわ

では、ごきげんよう」



私は微笑んで軽く頭を下げた



「あんずー!元気でね!」



里歩は私に抱きついてきた


背中に手を回す事は無かった



「えぇ」



里歩は体を離し

「あんずも彼氏と幸せになってね」
と言った










幸せ…











私は何も答えず軽く頭を下げ車に乗り込んだ