「(栗城さん)」 マークが良介に話し掛けた 「(はい)」 「(貴男はあんずが元気無い事をご存知でしょう?)」 唐突に私の名前が出てきた 私はコーヒーのカップを置いた 良介が私を見てきた 「(マーク、突然、何を言うの?)」 「(俺がさっき、変わったって言ったよね?)」 「(えぇ‥)」 「(あんずは凄く悲しそうだ 心の中では泣いている それはアンタのせいだろ?)」 マークは良介を見て言った 見ているというよりは睨んでいるの方が正しいのかもしれない 「え?」 良介は目を見開いた