憐哀-レンアイ-

















あれから時間が経ち
丁度、6時間目の授業終了のチャイムがなり終わった所だ



「あんず!今日、遊ぼう!」



里歩が元気いっぱいで言ってきた



「ごめんなさい
今日、用事があるのよ

又今度遊びましょう?」


「そっか‥
用事なら仕方ないよね

解った!又今度、遊ぼうね!
じゃあね、あんず!」


「えぇ」



里歩は教室から出ていった


私は窓から校門を見た


此処から一台の黒いベンツが見える


私は笑みを浮かべ急ぎ足で校門に向かった














そしたら昇降口の所に藤永君がズボンのポケットに手を突っ込んで立っていた