憐哀-レンアイ-




「(そうなんだ!
じゃあその時間に又、電話するよ!)」


「(えぇ)」


「(じゃあ学校頑張ってね!)」


「(えぇ)」



私はマークが電話を切るのを確認してから電話を切った


私はリュックに携帯をしまった








マークと話してる間、物凄く視線を浴びているのを感じていた


私は視線を窓の外から離さずに視線を無視した
















「あんず‥」



私は視線を空から外し声の主を見た


里歩だった