憐哀-レンアイ-




「本当はこういう事を言いたく無いのですけれど、
私はクサリグループの1人娘でございますわ

お父様に頼めば此処を買収してその方を解雇に出来ますでしょう」









「…林を降格にいたします」


「店長!」


「そう

頼みましたわよ」



私は軽く頭を下げた



「行くわよ良介‥」


「あぁ」


「今日は、私事でご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」



私達は店を出た








エレベーターに乗りタクシーに乗り込んだ


私は運転手にレディースの店へと向かわせた