「あら、真理

どうしたの?」


「行くよ」


「何処に?」


「良いから」



真理は私の手首を持って引っ張って何処かに歩み出した










着いた場所は別館の二階だった



「此処、何処?」



私は聞いた



「3年のフロアだよ」


「何で3年生の所へ?」


「会いに行く為よ」


「誰に?」


「行けば解るよ」



私はこれ以上質問はしなかった


真理は1つの教室に入っていった