「それより昨日の電話良いのか?」


「‥忘れてたわ」


「おいおい」



良介は苦笑いをした



「今、ニューヨークは6時だわ」


「そうだな」


「学校着いたら電話しようかしら」


「もう、そろそろ学校に行かないとな」


「そうね」



私はベッドから起き上がって制服に着替えた


髪の毛は何もしずに下ろした


マンションを出て車で向かった








「いってらっしゃいませ」


「いってきます」



私は昨日の三階の部屋に向かった


しかし鍵が掛かっていて入れなかった

仕方ないので廊下に腰を降ろし黒い携帯を出してマークに掛けた













「(あんず!遅いじゃないか!)」



1コール目で電話に出て怒鳴られた