「ごめんなさい
色々とあって」


「色々って何だよ?男か?!」


「違うわよ
後から話すわ

それより迎えに来て」


「ずっと校門に居るけど‥」








「…あら、ごめんなさい


それと知り合いを1人乗せてくれないかしら?」


「男か?」


「違うわよ
女の子よ」


「なら良いが」


「じゃあ今から行くわ」


「あぁ」



私は電話を切って携帯をしまった





「今のって彼氏さん?」


「違うわ
兄よ」


「お兄さん?」


「えぇ私の兄、超過保護でシスコンで困ってるのよ」



私は苦笑いをしながら言った



「そうなんだ」



私達は校門に向かった