90分の授業の間、私は全く集中できなかった。

後ろを何気に振り向いたりしたが、哲也の姿はない・・・・・




長い90分だった。


ようやく授業が終わって、夏帆と教室を出ようとした時だった。


私は歩くのが早いので、少し前を歩いていた。


すると、教室の外に哲也が待っていた・・・・この私を・・・・


そして会うなり、こう言った。