10年後の約束

それから、私たちは乾杯をし、自由に話をしていた。

未成年だけど、みんなは、アルコールちょっとだけ、飲んでいた。

私以外はみんな20歳くらいには見える。


私はウーロン茶にしたけど・・・・・


哲也君は、とても頭の回転がいい、面白い人だった。

奈美との会話のテンポがすごくて、私は、聞いてるだけだった。



でも、ふと、私に声をかけてくれたり、すごく優しかった。

「家はどこなの?」

「東郷市です。」

「タメでいいだろ・・・・・・」

「あっうん。ありがとう。」恵里は答えた。