10年後の約束

学食は全部で5つあるから、哲也がどこへ行ったかなんてわからない。

でも第一学食が一番安く広いのでにぎわっている。

すんごい人・・・・これじゃあ入れないや・・・・




そしたら「やっぱ、無理だね。売店で何か買おう。」

そう夏帆が言った。



それで、私達は、パンとジュースを買い、

哲也と初めて会った学内の公園で、3人で、食べた。

とても風がここちよく吹いていて、気持ちよかった。


その時、智美が言った。

「ねえ、なんのサークル入るか決めた?」智美が2人に聞いた。

「えっ、わたし、うん、IFCに入るつもりだよ・・・・」恵里が答えた。

「あっ、本当に?私もいいなって思ってたの。

じゃあ一緒に入ろうよ。私も、興味あって・・・」智美が答えた。


「本当に?


今日一緒に行こうよ。」恵里は答えた。

恵里には、美優に断れる理由ができて、ラッキーだった。