10年後の約束

「ちょっとトイレ・・・」恵里はそう言って、

一度席を離れた。


そして、戻ってきて、一番上から教室を180度眺めた。

「うん、やっぱいい。」恵里は1人呟いた。



すると、背後から「何がいいんだよ。」って誰かが声をかけてきた。
















なっなんと・・・・て・・・つ・・・や・・・・・・・




恵里はびっくりした。


「昨日IFCにいたよね?」

「あっ、はい・・・・・・」恵里はもう顔真っ赤・・・・



「私のこと覚えてくれていたの?」恵里はドキドキしながら聞いた。


しかし、そこへ邪魔が入った。


「お~い。哲也、一番後ろ座ろうぜ。」と哲也の友人らしき人が声をかけた。

「ああ。」

「じゃあまた。」哲也はそう言って、なんと同じ教室に座った。